在宅介護施設の種類
【 投稿日時:2015-05-14 00:47:58 】
介護保険施設は「在宅型」と「入所型」の2種類に分けられますが、その中でも在宅型の介護保険施設は、サービスの内容から更に3つのタイプに分けることができます。
一つは、利用者が自宅にいながらにして受けられるサービスになります。例えば、訪問介護がそれにあたります。訪問介護では、介護員が自宅まで訪問してきてくれますので、利用者は自宅にいながらにして介護サービスを受けることができます。同様のサービスには、「訪問看護」「訪問リハビリ」「訪問入浴」などがあります。
次に二つ目ですが、利用者が自宅から施設まで通って、そこで受けるサービスもあります。いわゆる通所と呼ばれるもので、デイサービスやデイケアなどが有名です。こちらでは、赴いた施設先で介護やリハビリなどのサービスを受けることができます。ただし、宿泊はしないので、日帰りの入所型施設といったイメージが的確です。
そして最後が、短期間の宿泊を伴うサービスになります。在宅型のサービスなのに宿泊するのは矛盾しているように感じられますが、こちらの宿泊の目的はあくまで“利用者の自立した生活への復帰”にあります。
例えば、体調を崩して一時的に自立した生活を送れなくなったときに療養場所として使われたりします。他にも、介護をしているご家族の方の負担を軽減するために、一時的な避難場所として利用されることもあります。
在宅型のサービスだけでも、これだけの多くの種類があるんですね。将来介護が必要になったときに、適切なサービスを受けるためにも、こうした在宅型のサービスの種類は頭に入れておいたほうが良いと思いますよ。