施設入居に待機する要介護者
【 投稿日時:2014-03-14 22:38:36 】
わが国、日本はこれから超高齢化社会と呼べれるほど、高齢者が増加することがわかっています。この高齢化社会を向かえるにも関わらず、介護サービスを行うことができる施設などが圧倒的に不足しているのが現状です。
施設などが足りないということは、どんな現象が起こっているかはもうおわかりかと思いますが、施設入所を待っている待機要介護者がいるという事なのです。
介護施設などを運営するには、国の定めた基準をクリアして初めて施設開設するという流れになっています。なぜ、介護施設を増やせばいいだろうと単純に考えがちですがそうもいきません。
ニュースなどにもなっていますが、介護施設で職員が要介護者を「死亡」させてしまうなどといったのを目にすると自分の家族がもしもと思ってしまうんです。その施設を運営していくのが自治体などの公共機関であれば、多少の安心はできるでしょうが、公的施設にはどんでもない待ちが存在します。
それならば、民間でもと思うでしょう。民間の施設も待ちが存在するのです。現状を把握しているのか、今後は国として動かないと待機する要介護者は年々増加して、対策できない状況になってしまうのではと思えてしまいます。